金曜ロードショー『サマーウォーズ』感想

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 興奮冷めやみません。凄く面白かったです。映画館でも観てますが、改めてみると本当に面白いです。

 『時をかける少女』に比べ、様々な要素が混在したエンタメ作品です。『時をかける少女』と比べた時に、そこが雑多な印象を与えるとして、好悪が分かれる人もいると思いますが、個人的には凄い好きです。

 ネットワーク上の仮想空間という「新しい」要素と、田舎の大家族という「古い」要素。両者が交わることで、アクション、家族の絆、情緒的な演出、迫力のある演出・展開、ポップな描写、自然風景などなど、混在させることが難しい各要素が実に上手くまとめられています。

 それに話の冒頭から最後まで、所々に盛り上がり所があり観ていて飽きません。
 栄おばあちゃんが各所に電話をかけるシーン、おばあちゃんの死を受けて夏希が声を上げて泣くシーン、おばあちゃんの手紙、世界中から夏希の下へと集うアバター達……、随所で涙腺緩みまくりです。



 さて今回の「金曜ロードショー」バージョンですが、特筆すべき点が2つあり、

・テレビ用に再編集のみならず再ダビングまで行われている。
・放送中のシーンガイドを取り入れており、放送を観ながら、「トリビア」や「ガイド」を見ることができる。

の2点です。


 前者については、例えば、甲子園に行っている陣内了平関係のシーンは全カットされています。上手く編集されていて特に違和感を覚えるものではありませんでした。逆にスッキリして、これはこれでいいかも?と思えるぐらいです。

 後者については5分ぐらいの感覚で豆知識が表示されるのですが、期待以上に面白いものでした。
 例えば、冒頭の「新幹線内で健二と夏希の座席が通路に隔てられているシーンは、両者の心の距離を表している」や「シーンの明暗によって侘助と家族の関係が描かれている」など、思っていた以上に、実にオタク的な解説満載でした。

 難点を挙げるなら、シーンガイドを見ていると本編映像が小さくなってしまうこと、本編に集中できないことなどがあります。
 しかしこれらは録画をすれば、本来の画面で観直せることを考えれば、そこまで気にすることでもないかと思います。

 
 金曜ロードショー『サマーウォーズ』、作品自体の面白さはもちろんのこと、金曜ロードショーとしてもかなりよく出来ていたのではないかと思います。

 
P.S.
①観直して今更気付いたのですが、作中の「あらわし」って、明らかに「はやぶさ」を元ネタにしたものですね。ちょっと前の「はやぶさ」ブームを経て、気付きました。
②数学オリンピックの扱い方は、真に受けると誤解を広げてしまいそうですね。


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